大連(林)精密鋳造有限公司は、中国有数の港湾都市である遼寧省大連市の経済技術開発区に位置し、株式会社林ロストワックス工業(本社:新潟県柏崎市)が100%出資した日本独資企業です。
1989年に設立以来、約四半世紀にわたり、日本の親会社の技術を継承しつつ発展してきました。質の高い教育プログラムにより輩出された、優秀な人材による高度の生産技術、充実した検査設備を有する先進的管理体制により、現在、大連(林)精密鋳造有限公司は、アジアの精密鋳造業界をリードする存在として、全世界の優良企業に高品位で低コストの製品を提供し続けています。
大連(林)精密鋳造有限公司の工場は、
①熟練工により製品形状の多様化やフレキシブルな対応が可能な「多品種生産型精密鋳造工場」
②世界最先端の製造ラインによりオートマティック制御を行う「大量生産型精密鋳造工場」
③日本のトップメーカーの最新精密工作機械が整った「精密機械加工工場」の3工場から成り立っています。
多品種生産型精密鋳造工場は、卓越した技能と経験を持つ職人を中心として、多品種・小ロットの精密鋳造品を生産しています。
主な製品は消防機材、電子部品、電力部品、流体部品、一般機械部品などです。
大量生産型精密工場は、鋳造業界で世界最先端の製造設備を導入し、当社が自社開発した設備と融合することにより、従来ロストワックス工法では不向きと言われていた大量生産を、高品位かつ低コストで実現することができました。
主な製品は一般自動車部品、大型トラック部品等です。
精密機械加工工場は、すべて日本のトップメーカーから輸入した、最先端の精密加工機器を100台以上備えています。
3次元測定器および工具顕微鏡、輪郭測定器などの検査設備は、当社の製品を高精度に検査し、お客様の信頼を得ています。
また、横/縦型マシニングセンター、NC旋盤、ドリリングマシンなどの工作機器では、鋼材からの切削加工という新たなビジネスも展開しています。
当社は24時間稼働しており、お客様へのリードタイム削減に努めております。